天鼓学林

第４回

平成２６年６月２１日（土）

午後２時〜

講師：進藤義遠上人様

タイトル：『本因本果の法門について』

『鷲嵐学林』学頭

身延山高校教員をへて、日蓮宗布教研修所主任を経て、『じゅらんCO』を設立。

今回は、私たちの信奉する、久遠の釈迦牟尼仏とは、一体どのような存在なのでしょうか。寿量品には、一体どのように説かれるのでしょうか。また、どのような解釈が種々存在するのでしょうか。もう一度、この法門について、考えてみたいと思います。

第５回

 平成２６年７月５日（土）

 講演:午後３時〜4時半まで

 ディスカッション:4時半〜

 講師：宮村通典上人様

タイトル：『被災者の心に寄り添って』

この度は、医師であり僧侶の「宮村通典上人」をお招きし、『被災者の心に寄り添って』というタイトルでご講演賜ります。

先日、日蓮宗宗務院にて、同たいとるで講演されたとの事です。是非この機会にご参加ください。

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宮村通典上人

大村市の医師で僧侶の宮村通典さん（６６）が、東日本大震災で被災した岩手県大槌町へ移住し、県立大槌病院に勤める。専門は心療内科。「医師、僧侶として使命感を感じた。被災者の心に寄り添っていきたい」と話している。

　宮村さんは長崎大医学部卒業後、福岡県内で病院勤務を経て、内科胃腸科クリニックを開業。一方、信心深い両親の影響で「もともと、医師になるか、僧侶になるか迷っていた」こともあり、１９９８年に出家、僧侶になった。両親が高齢になったことなどから、２００２年に帰省、大村市の中澤病院で医師の仕事を再開した。

　昨年３月の東日本大震災と、同４月に弟が肺がんで死亡したことが転機となった。「この世の無常を感じた。阪神大震災のときは事情があって現地支援に行けなかったが、今回は行動しなければと感じた」

　同９月、大槌町に住む親類の見舞いに行き、現地で励む医師や、仮設の大槌病院などを見た。岩手県花巻市にある詩人、宮沢賢治の墓に寄った際、「雨ニモマケズ」の一節、「東ニ病気ノコドモアレバ　行ッテ看病シテヤリ...」が頭に浮かび、背中を押された。

　中澤病院は３月末で退職。妻とともに５日に大槌町へ出発する。「現地ではＰＴＳＤ（心的外傷後ストレス障害）や、長引く仮設住宅生活でストレスを抱えた人も多いと思う。病院は仮設で高度な医療を提供できるわけではないが、寄り添っていきたい。『長崎から来てくれる人がいた』と思って喜んでもらえたら」と話している。

http://www.nagasaki-np.co.jp/news/daisinsai/2012/04/02093413.shtml

（長崎新聞より）

宮村通典(みやむらつうてん)師 略歴:

昭和20年(1945)11月 長崎県大村市にて出生 大村育ち

昭和48年(1973)3月 長崎大学医学部卒業

4月 九州大学医学部心療内科入局,

消化器班でストレス潰瘍の研究

昭和59年(1984)6月 宮村内科胃腸科クリニック開業(博多駅前)

平成10年(1998)4月 身延山大学 科目等履修生として在学

平成12年(2000)5月 日蓮宗教師(権大講師)となる

6月 大阪豊能郡 真如寺 入山

平成14年(2002)4月 大村市 観音結社 教師

5月 大村市 仲澤病院就職 理事・副院長として勤務

平成23年(2009)4月 岩手県立大槌病院(仮設)勤務

現在 内科・心療内科医として勤務中