1月1日・元旦祝祷会
お釈迦様の入滅された2月15日、この御聖日を偲び報恩の誠を捧げ祈る日です。
お釈迦様は、御歳80歳、クシナガラの地にて、お隠れになられました。
妙法蓮華経如来寿量品第16でお釈迦様は、
「毎(つね)に自ら是の念を作す 何を以てか衆生をして無上道に入り 速やかに仏身を成就することを得せしめんと」
と仰せになられます。御姿を隠されたお釈迦様は、今でも常にここに住んでいて御救い下さっておられるのに、心が逆さまに転倒した衆生には、その御姿を感じることも出来ないし、いつも、その御仏の心に逆らってばかりいるのが私達です。そのお釈迦様の御心に気づく事の出来ない自分の愚かさを見つめ直し、懺悔し、そして、その御慈悲に感謝する。その様な2月15日であれば幸いと存じます。
御家族でお越し下さい。年に一度、お涅槃図が掛けられ、その御姿を拝する事が出来ます。
記 午後2時より~
暑さ寒さも彼岸まで、3月26日は、春の日差しの心地よい、当山のしだれ桜の咲く頃の行事です。
尾張地域組寺院のお坊様を一同に会し、春のお彼岸供養を兼ねた法要が執り行われます。
午前中は、読誦会が行われ、午後から法要が厳修されます。
其の後、毎年犬山の妙感寺御山主「三大寺聡温上人」にお越し頂き、御法話を賜ります。
記
時間:午前11時~・・・読誦会(法華経の要品をお読み致します。)
午後1時~・・・永代経法要
2時~・・・御法話 (犬山、妙感寺御山主、三大寺聡温上人)
立正安国論奏進による、松葉谷法難の翌年、弘長元年(1261)、5月12日、日蓮聖人御歳40歳の時、捕らえられ伊豆の伊東に流罪となりました。俎岩(まないたいわ)の上に置き去りにされ、もう少しで、その岩ごと海に没するという時、舟守の弥三郎が通りすがり、お祖師様はお命を救われました。
其の後、月あまり岩屋でお過ごしになり、5月の頃ともなると、お米も乏しくなる頃ですが、弥三郎夫婦は、懸命にお祖師様のお命を救わんとお給仕されました。その尊いお姿は、まさに法華経法師品第10の一説、「変化の人を遣わして これが為に衛護となさん」との法華経色読の行者の前に現れる、佛様のお姿でありました。
毎年、7月の第3日曜日に、お盆施餓鬼供養会が執り行われます。一年に一度、お塔婆を立てその表に、南無妙法蓮華経のお題目をしたため、父母六親の先祖代々の霊にご回向し追善供養をすると同時に法界万霊に供養しもって、お施餓鬼供養と致します。
日蓮聖人は、『中興入堂御消息』に次の様に示されます。「丈六のそとば(卒塔婆)をたてゝ、その面に南無妙法蓮華経の七字を顕してをはしませば、北風吹ば南海のいろくづ(魚族)、その風にあたりて大海の苦をはなれ、東風きたれば西山の鳥鹿、その風を身にふれて畜生道をまぬかれて都卒(とそつ)の内院に生れん。」南無妙法蓮華経のお題目をしたためた、卒塔婆を通り抜けた風には、魚や鳥、鹿などの畜生道に生きる物さえ、弥勒菩薩のお住まいになられるお浄土に生まれ変わることが出来る。お題目には風にすらその様な功徳を宿す事の出来る力があるのだとお示しになられます。
卒塔婆を立ててご先祖様のご供養を致しましょう。
記 午前9時より~
尾張修法師会々員のお上人様をお迎えし、鬼子母神、十羅刹女をお祭りする大祭御祈祷会です。
日蓮宗では、江戸時代の頃から、盛んに御祈祷が行われるようになりました。
現在は、千葉県市川市の大本山法華経寺と遠寿院にて、毎年11月1日より、翌年2月10日までの100日の間、結界の中で外に一歩も出ることなく、寒水を浴し、読経三昧の「大荒行堂」を成満(じょうまん)した者のみが、執り行う事の出来る、本宗独特の秘妙五段の御祈祷です。
参拝、申し込みの方に特別加持祈祷を致します。詳しくは、法務案内をご覧下さい。
記 午後1時より~
午後7時より〜
文応8年(1271)、9月12日、日蓮聖人御歳50歳の時、現在の神奈川県の片瀬の龍口寺のある地にて、危うく斬首に処せられる時、江ノ島の方より、鞠の様な光り輝くモノが飛来し、その難を免れたのでありました。爾来、その難を龍之口法難の御聖日として、お祖師様の御難を偲び祈りを捧げます。昔の名残りより、月遅れの開催です。
記 午後7時より~
弘安5年(1282)、10月13日、辰の刻(午前8時)、日蓮聖人御歳61歳、その波乱なる法華経の行者としての、尊い御生涯に幕を降ろされ、仏の世界へとお隠れになられた御聖日です。日蓮宗では、この日をお祖師様のこの御恩の一分でも報いる事ができる様、報恩の式を営みます。これを御会式といいます。
日蓮聖人が比叡山でご修行の折、日本の神々が、代わる代わる法華経の行者を守護すると誓いを立てられた。
除夜の鐘は、大晦日に人間に宿る百八の煩悩の数だけ鐘を撃つ行事です。
記 午後11時半より~
星祭りは毎年、冬至より7日間、北辰妙見大菩薩様の御宝前にて、執り行われます。
記 冬至・午後7時より~